青汁の栄養素|ケール、大麦若葉、明日葉青汁の成分

青汁の栄養素|ケール、大麦若葉、明日葉青汁の成分 青汁が知りたい

健康飲料で有名な青汁は、ケール、大麦若葉、明日葉の汁を主な原料として作られています。

このどれかを混ぜてあることもありますし、最近は果物やオリゴ糖などを混ぜて飲みやすくしていることもあります。

アメリカ発祥のグリーンスムージーはさらに違う野菜を混ぜて作ります。

(この記事はケール、大麦若葉、明日葉の栄養成分を細かく分析する内容となっています。)

日本の青汁は基本3種類

日本の代表的な青汁のケール、大麦若葉、明日葉100gの主な栄養素の量を算出し、比較してみました。

ただし、単位が栄養素によってまちまちでmgとμgが混在するため、ケールを100%とした各青汁の栄養素の割合を算出してみます。

ケール、大麦若葉、明日葉の食物繊維・ミネラル等のグラフ

ケールを100とした場合の各青汁の栄養素(相対表)
食物繊維、ミネラルなど

ケールを100とした場合の各青汁の栄養素(相対表) 食物繊維、ミネラルなど
ケールを100とした場合の各青汁の栄養素(相対表) 食物繊維、ミネラルなど
青汁の食物繊維・ミネラルなどの比較表
青汁の食物繊維・ミネラルなどの比較表

ケール、大麦若葉、明日葉のビタミンのグラフ

ケールを100とした場合の各青汁の栄養素(相対表)
 ビタミンなど

ケールを100とした場合の各青汁の栄養素(相対表) ビタミンなど
ケールを100とした場合の各青汁の栄養素(相対表) ビタミンなど
青汁のビタミンなどの比較表
青汁のビタミンなどの比較表

グラフを見ると驚くことに

  • 大麦若葉に比べるとケールの栄養価がずいぶん高い
  • ビタミンB系は明日葉が多い
  • カルシウムと鉄は大麦若葉が多い

という特徴がわかります。青汁の効果については以下の記事をご覧ください。

青汁とは、青汁の原料と効果効能

ケール青汁とは

ケール青汁
ケール 出典:Wikipedia より引用

ケール青汁はケールを主の原料とした青汁です。

ケールはアブラナ科でビタミンC、ビタミンE、βカロテン、食物繊維、カルシウム、カリウムなどが豊富に含まれています。ケール青汁は、青臭い、苦味があることで有名です。

上のグラフからも分かる通り、栄養素がまんべんなく含まれています。美容と健康に効果があるため野菜不足を感じる方はケール青汁を試してみましょう。

また、ケールにはビタミンKが多く含まれていることで知られています。明日葉などの2倍以上含まれています。

ビタミンKとは

ビタミンKはあまり知られていない栄養素ですが、その働きとしては

  • 出血したときに血を固める。そのため、不足すると血液が固まらずどんどん出血します。
  • カルシウムが骨に沈着するのを助ける働きもあります。

血栓ができるような人は抗血液凝固薬つまり血液サラサラの薬を飲んでいますが、ビタミンKが反対の働きをするため、注意すべきです。

ケール青汁

ケール青汁
ケール青汁

粉状にして売っているケール粉末を水で割ってみました。

まあ、マズイ! 青臭いジュースです。

大人は飲めないことはないですが、飲めない人は飲めないかもしれません。

お子さんにはちょっと無理でしょう。

ケール青汁についてはこちらをどうぞ

ケール青汁の効能効果、栄養満点だがマズイ!

ケール生100gの栄養素

たんぱく質 2.1g
脂質    0.4g
炭水化物  5.6g
飽和脂肪酸  -
不飽和脂肪酸 -
食物繊維  3.7g
βカロテン 2900μg
ビタミンE 2.4mg

ビタミンK  210μg
ビタミンB1 0.06mg
ビタミンB2 0.15mg
ナイアシン  0.9mg
ビタミンB6 0.16mg
葉酸     120μg
パントテン酸 0.31mg
ビタミンC  81mg

ナトリウム   9mg
カリウム   420mg
カルシウム  220mg
マグネシウム  44mg
リン     45mg
      0.8mg

参考 旬の食材百科

大麦若葉青汁とは

大麦若葉
大麦若葉

大麦若葉青汁は大麦若葉を原料とした青汁です。大麦はビタミン、鉄分などのミネラルをたくさん含むイネ科の植物で、食物繊維も多く含んできます。

グラフから見るように、全体的な栄養素ではケールに劣りますが、カルシウムと鉄分を多く含んでいます。ほかにもマグネシウム、亜鉛、カリウム、カルシウム、ビタミンC、βカロテンなどの栄養を含んでいます。

また、ケールに比べると青臭さなく飲みやすいです。

大麦若葉青汁

大麦若葉青汁
大麦若葉青汁

同じく、粉で売っている大麦若葉粉末を水で割ってみました。

当たり前ですが、ケール青汁と区別がつきませんね。

こちらはケール青汁ほどまずくはありません

臭みも少なく、若干ヨモギ餅のような匂いがしますが、飲めなくはないです。

リンク 大麦若葉青汁(工事中)

大麦若葉 生100gの栄養素

たんぱく質  6.2g
脂質     1.3g
(n-3系脂肪酸) -
炭水化物   77.8g
(糖質)     -
(食物繊維)   9.6g
食塩相当量   2g
ビタミンB1 0.06mg
ビタミンB2 0.04mg

ビタミンB6 0.14mg
ビタミンB12 - μg
ビタミンC   2mg
ビタミンE  0.1mg
ビタミンK  111μg
ビオチン   - μg
パントテン酸 0.46mg
葉酸     9μg
ナイアシン 1.6mg

カルシウム  17mg
マグネシウム 25mg
カリウム   170mg
リン     110mg
亜鉛     1.2mg
      0.4mg
      1.0mg
マンガン   - mg
クロム    - mg

参照 Wikipedia

明日葉青汁とは

明日葉
明日葉 出典:Wikipedia より引用

明日葉を主原料とした青汁です。

明日葉は、あたたかい地方の海岸に分布するセリ科の植物で、ナトリウム、食物繊維、ビタミン、カリウムを豊富に含んでいます。「カルコン」「クマリン」が健康や美容の維持に役立ちます。ケールより飲みやすい青汁です。

むくみ・高血圧によい、脂質異常によいなどと言われています。

明日葉 生100gの栄養素

エネルギー  33kcal
たんぱく質  3.3g
脂質     0.3g
(n-3系脂肪酸)0.09g
炭水化物   6.7g
(糖質)     1.1g
(食物繊維)   5.6g

食塩相当量  60mg
ビタミンB1  0.1mg
ビタミンB2  0.24mg
ビタミンB6  0.16mg
ビタミンB12  41μg
パントテン酸 0.92mg
葉酸     100μg

ナイアシン  1.4mg
カルシウム  65mg
マグネシウム 26mg
カリウム   540mg
リン     65mg
鉄      1.0mg

青汁の栄養素は量に注意

青汁ごとの栄養素は青菜の生の可食部100g分を表示されているものが多いです。しかし、粉末タイプは3gだったりします。例えばケール粉末3g(コップ1杯分)の栄養素は以下のようになります。

エネルギー  9kcal
たんぱく質  0.6g
脂質     0.2g
(n-3系脂肪酸) 0.04g
炭水化物   1.7g
(食物繊維)   1.1g
食塩相当量  0.02g
ビタミンB1 0.008mg

ビタミンB2 0.04mg
ビタミンB6 0.05mg
ビタミンC  2.4mg
ビタミンE  0.2mg
ビタミンK  39μg
ビオチン   0.4μg
パントテン酸 0.1mg
葉酸     14μg

ナイアシン  0.2mg
カルシウム  72mg
マグネシウム 13mg
カリウム   111mg
リン     10mg
亜鉛     0.1mg
     0.007mg
鉄      0.4mg

栄養素の意味

タンパク質やビタミンC、鉄などよく聞く栄養素の働きはご存じでしょうから、あまり聞きなれない栄養素について解説します。

多価不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸のうち、n-3系脂肪酸と呼ばれるものです。

n-3系脂肪酸のα-リノレン酸はEPA、DHAに変わります。悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やします

中性脂肪を減らし、動脈硬化や脳卒中、高血圧など生活習慣病を防ぎます。血液サラサラの役目もします。

コレステロール

コレステロールの害ばかり注目されますが、コレステロールがないと生きていけません。

コレステロールはヒトの体の組織・細胞の成分となります。細胞膜となり、細胞内の成分が流出するのを防ぎます。

また脂質の消化吸収を助ける働きがあります。必要な物質ですが、増えすぎは悪玉コレステロールが増える原因となり動脈硬化、心筋梗塞の原因となります。

ビタミンE

強い抗酸化作用で、活性酸素による悪影響を防ぎ、動脈硬化・心筋梗塞などを予防する働きをします。ほかにも、血管を酸化から守り、血行を良くします

ビタミンK

血液を固まらせる成分に関わっています。ビタミンK不足は、出血すると血が止まらなくなります。病院で血液サラサラ剤、抗血液凝固剤を飲んでいる方は、ビタミンKと反対の働きをしてしまうので注意しましょう。

また、カルシウムを骨に定着させる働きをします。

葉酸

妊娠中の人は必要とされる栄養素です。DNAの合成に関わっており、正常な細胞の増殖を助けます。葉酸を摂取することにより、発ガンのリスクが低下します。

パントテン酸

細菌、ウィルス、異物などへの抗体の合成に関わり、免疫力を高めます。

また、副腎皮質ホルモン合成を助け、ストレスから守ります。

脂質・糖質の代謝に重要な働きもします。

カリウム

細胞の浸透圧を調整し、生命維持に欠かせない役割をします。

ナトリウムの排出を促して血圧上昇を抑える働きがあり、高血圧を予防します。また、腎臓の老廃物の排泄をうながします。

マグネシウム

酵素の働きを助けます。

恒常性ホルモンなど、ホルモンを活性化させます。

カルシウムと一緒に神経を安定させる働きがあります。カルシウムと骨や歯の元になります

参考 旬の食材百科

青汁の栄養素、ケール、大麦若葉、明日葉青汁の成分 まとめ

青汁は栄養が豊富にありますが、あくまでも食事で足りてない栄養補助の目的で飲むようにしましょう。

青汁だけで野菜をおぎなえるわけではないですし、タンパク質や炭水化物がほとんど摂れません

バランスの良い食生活が健康には大事です。

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